~8帖カーペット~
8帖のお部屋に8帖のカーペットのご相談を頂きました。
最近は「帖物」のカーペットではなく、200×200や200×250くらいの「ラグマット」需要の方が出ております。
ただラグマットは、お部屋の真ん中に敷くので、ラグの外側はフローリングや畳が出てしまいます。
お部屋の隅々まで敷き込みたい方は、帖物のカーペットの出番となります。

床の余白が出ないで隅々まで敷き込むときれいに見えますね。
~変形カーペット~
今回は「8帖のお部屋の隅々まで敷き込みたい」とお話をいただき、採寸させていただきましたら、348㎝×3540㎝でした。
既製品の江戸間8帖サイズは、352㎝×352㎝ですのでオーダーで作る事になりました。
さらには一部分変形してますので、その部分も最初からカットして、ほつれないようにオーバーロックをかけました。

この事により、床が見える事なく、隅々まで部屋の仕切りの敷居まで敷き込むことができました。
このお部屋専用のカーペットになります。
~ウール素材のカーペット~
さらにお客様のご希望で、ウール素材のループをカットした物を選んでいただきました。
ウール素材は繊維が捻じれている事で空気を含んでおります。
その空気層が優れた保温性を生みますので、冬場は暖かさを維持します。
さらには空気中などの湿気を吸収発散させる性質がございますので、夏場も快適にご使用いただけます。
お部屋の隅々まで敷き込むのでしたら、四季を通じてご使用できるウール素材の敷物を選んでみるのも良いかと思います。