広い座敷に敷き込む、い草上敷き

い草上敷き

お座敷と仏間のい草上敷きのご依頼をいただきました。

近年の新築住宅で畳が敷き込んである「和室」は少なくなってきましたが・・・

既存の住宅ではまだまだ広い和室は多く存在します。

フローリングの部屋が当たり前になってきてますが、「畳の部屋が落ち着く」と言われる方も少なくなく、そこは日本人のDNAが成す物なのかと思ってしまいます!

今回のお客様は、10畳の仏間と12.5畳のお座敷に敷きもませていただきました!

 

引目織り10畳4枚ハギ

2間×2間半の長方形10畳上敷きは、向きによって4枚ハギか5枚ハギになります。

隣の部屋の縁の向きに合わせる為、4枚ハギの物になりました。

また、お仏壇に「縁が刺さらない向き」になるように、こちらの向きになりました。
い草上敷き10畳4枚ハギ

引目織り12.5畳

2間半×2間半の正方形のお部屋になります。

・・・このサイズの和室を見る機会が少なくなってきましたが、やはり見栄えがいたします。

い草上敷き12.5畳これだけの上敷きを敷き込ませていただいたので、お家の中がい草の良い香りで満たされました!

 

・・・敷きこませていただいた後に、座卓机や飾り棚を元に戻したのですが、純粋な和室と和家具の組み合わせが物凄く「粋」に感じました。

近年は利便性と住宅事情により洋家具の方が多く使用されてますが、和家具のも「魅せられる」場面が数多くみられるものだと思えます。

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