スペースの少ない手すりの取り付け

~勝手口の手すり取り付け~

勝手口に縦型の手すり取り付けのご依頼をいただきました。

こちらの出入口は、3段の踏み台になってまして、上りも下りも手すりがあれば安心いたします。

パッと見、扉脇の壁面に取り付けられそうですが、扉の枠との段差が大きい事と・・・

電気のスイッチがありますので、どうしても扉の枠に取り付ける事になりました。

勝手口 手すり 施工前

~扉枠巾30㎜のタイトな取付け~

しかし、扉枠の幅は30㎜程度しかございません。

手すりのブラケット取り付けは平面で50㎜は必要ですので、今回は

「出隅ブラケット」のさらに「スリムタイプ」を使用いたしました。

 

~TOTO出隅スリムブラケット~

のような場面では、出隅ブラケットの出番になります。

今回は、TOTOさんのスリムブラケットを使用いたしました。

出隅スリムブラケット

出隅ブラケットは、直角の部分に当てて取り付けるため、今回のような段差がある部分に取り付ける専用パーツになります。

従来の出隅ブラケットは取付け面積が30㎜必要になりますが、スリムタイプなので「15㎜」あれば取り付けが可能になります。

出隅スリムブラケット 正面

扉枠も干渉する事なく、しっかり取り付けられますね。

ブラケットの固定も1個が3点ビス止めになってますので、ガッチリ固定されてます。

 

~スイッチも操作できる位置に取付完了~

勝手口 手すり 施工後

手すり棒の長さも90㎝と長めに取り付けました。

家の内側からも外側からも安心して手すりに摑まる事ができますね。

スイッチがある壁面からもスペースがあり棒の後ろ側になりますが、手が入りスイッチの操作も行いやすくなってます。

手すりを取り付けたい位置は人それぞれです。

また取り付ける場所も家によって様々です。

適材適所に手すりを取り付け、使いやすい手すりにして、安心安全に生活したいですね。

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