~カーテンレールブラケットの選定~
カーテンレールは取り付け位置に応じて、ブラケットを選びます。
ブラケットは壁面とカーテンレールをつなぐ大切な部品です。
基本的には一般的な物を使用しますが、取付位置や場面に応じて、「その場に合う」物を選んで取り付けさせていただいてます。
~廊下の扉脇にある窓の場合~
こちらの窓は通常のブラケットを使用しますと、廊下奥にある書斎の扉の開閉に影響が出てしまいます。
しかも土壁となっていて、下地のスペースも限られた面積しかございませんので、木部の横柱に取り付けるしかございません。
なので“取付位置は同じでもレールの位置が上がる”ブラケットを使用いたしました。
~TOSOネクスティLTダブルブラケット~
TOSOさんのLTブラケットは、通常のブラケットと比べてレールの位置が約30㎜上に上がります。
この事によってカーテンレールと扉の接触が避けられ、カーテンと扉の開閉がスムーズに行われるようになりました。
~取付け部分の木部が極端に薄い窓の場合~
ドレープカーテンとレースカーテンを取り付ける場合、ブラケットを取り付ける部分の厚みは約30㎜位必要です。
しかし住宅が建てられた時代によっては、窓枠が極端に薄い窓も多く見られます。
このような窓に通常のブラケットを付けてしまいますと、レールのグラつきや落下に繋がってしまいます。
~TOSOネクスティNTダブルブラケット~
そのような窓にはTOSOさんのNTブラケットを使用します。
NTブラケットの厚みは19㎜ですので枠が薄くても取り付ける事が可能です。
~NTブラケットは2点留め~
壁とブラケットの接地面が狭いとやはりグラつきや落下が心配になりますが・・・
NTブラケットは横に広がって、ビスも2点で固定するので安心して設置する事ができます。
取り付ける時は木部が割れないように下穴を開けてからになります。
カーテンレールのブラケットは多種多様です。
取付位置によって適した物が様々ございますので、安心安全にご使用いただく為に、ご不安に思われた場合ご相談ください。