~ガラスからアクリルへ~
「ガラスをアクリルに入れ替えてほしい」とご相談を頂きました。
室内建具のガラスは、2㎜厚の物を使用されてますので、同じ厚さのアクリル板なら入れ替えも可能です。
アクリルの種類は、「透明」と「型」がございますので、スリガラス以外の物はアクリル板で対応ができます。
ガラスからアクリル板に変更する理由…
それは「転倒時による怪我の心配」になるのでしょうか。
座敷回りなどの廊下に多く使われているガラス建具ですので、
足元がおぼつかない高齢の方や、小さなお子様が転んでガラスを割る事は珍しくありません。
割れたガラスで大怪我をする恐れがございますので前以てガラスから、
見た目がそんなに変わらない、割れにくいアクリルに変更する方もいらっしゃいます。
~ガラス⇒アクリル入れ替え工程~
ご相談があったお客様のお家から、ガラスをお預かりいたしました。
枠からガラスを取り外して、同じサイズにアクリル板を加工いたします。
カットしたアクリル板を枠にセットすれば、作業は完了です。
全く同じではございませんが、見た目に大きな違いはございません。
こちらをお客様のお宅へお届けして、建具にセットすれば作業は完了となります。
~しなるアクリル板~
ガラスと比べて、アクリルは“しなり”がございます。
このしなりが衝撃を受けても割れにくい効果を作り出します。
激しい衝撃が加われば、アクリル板も割れてしまいますが、
割れ口がガラスのように鋭利な物にはなりにくく、大けがを負うリスクはかなり下回るかと思います。
大怪我につながるリスクを抑えるため、前以てガラスからアクリル板への変更を考えてみてはいかがでしょうか。