カーテンレールのランナー確認

~カーテンレールのランナー~

カーテンの入れ替えのご相談を頂く時に、

「カーテンレールの入れ替え」もお伝えしております。

厳密にいうと、カーテンレールの見た目は傷んでなく、レールの中にある、「ランナー」が傷んでいる場合もございます。

レールの中に入っているので、傷んでいたり破損していると分かりにくいのですが、取り出してみるとどのように傷んでいるのかがわかります。

 

~新旧のレールランナー~

新旧カーテンレールランナー1

取り付け工事をさせていたカーテンレールから、ランナーを取り出してみました。

左は新品の物で、右はレールから取り外した物になります。

この角度では全く傷んでなく同じように見えますが、角度を変えてみると・・・

新旧カーテンレールランナー2

古い方のランナーの首の部分が削れてしまっているのがわかります。

カーテンを開け閉めするやり方は人それぞれの癖がございます。

手前に引っ張りながら開け閉めを行うと、ランナーが斜めになってしまい、

カーテンレールの内側とランナーが擦れてしまいます。

それが1日2回・・・

それを365日・・・

それを10数年・・・

1万回を超えるくらいの回数で行うわけです。

プラスチックと金属が擦れれば、負けてしまうのはプラスチックになりますので、

レールは傷んでなくいても、ランナーが傷んでしまうわけです。

 

~無理に引っ張るとカーテン自体を傷めます~

削れたレールランナー

ランナーが傷んでしまいますと、当然カーテンの開け閉めもスムーズに行えません。

スムーズに開閉できなくなりますと、カーテンを無理に引っ張ってしまったりして、

カーテン生地にストレスがかかってしまい、伸びたり裂けたりしてしまいます。

カーテンの入れ替え時でなくても、カーテンの開閉が上手くいかないと感じましたら、

カーテンレールを確認してみましょう。

ご使用のレールの部品が継続されてましたら、レールとカーテンはそのままで、

ランナーのみの交換も可能となります。

 

末永くご使用いただくために、違和感を感じましたらご相談ください。

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