~民芸ダンスのリメイク~
住宅リフォームをされるお客様から・・・
リフォーム期間中に、民芸タンスの補修のご依頼がございました。
お預かりさせていただいた状態は・・・
傷だらけで表面の塗も落ちてまして、金具も錆びている状態でした。
それでもタンス自体はまだしっかりしてましたので、金具と塗装が綺麗になれば、十分飾りタンスとして活用できます!
~まずは塗装を落として細かい傷の補修から~
行程といたしましたら、まずは金具を全て取り外してから、
既存の塗装を全て落として、木部を剥き出し状態にいたします。
細かいキズも無くなり表面が平らになるようにペーパーヤスリをかけてから、
ケヤキ色の塗装を数回重ね塗りをいたします。
仕上げはウレタン塗装で、傷や水気に強くてツヤが出る物にいたしました。
深いキズがある部分も、同じ素材の材料を入換えせずに、タンスその物をそのまま使用する事に致しました。
~リメイク完了~
今までのタンスのテイストを残しつつ、新しく生まれ変わりました!
~金具はそっくりそのまま同じ物を~
金具は同じものは存在しませんので、既存の物を固定釘から丁寧に外します。
錆を取ってから黒塗りを重ねる事で、深みのある金具になりました。
・・・昭和初期に作られたであろう民芸タンス・・・
昭和~平成~令和と、リフォームされた住宅と共に、お客さんと末永くご使用いただけたら、嬉しく思います!